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 Profile

北海道のギタリストPiezowです。クラレンスとブロムバーグが好きな男です。

普段の活動はソロギター中心ですがブルーグラスバンドもやってますよ!!

(Piezowってなにもの?)

1961年(昭和36年)7月30日生まれ しし座 O型  北海道恵庭市在住の56才のイワユル普通のオッサンです。(若干痩せすぎが気持ち悪い・・・。)

北海道札幌で生まれ12才の時に大阪府豊中市に移り思春期のナイーブな時期を過ごし恋と音楽と色んな刺激を受け7年間大阪で過ごし、その後18才の時にまた札幌に戻ります・・1年間の浪人中に北大ブル研に出入りし迷惑がられ?その後大学に進んでからは軽音に入りチョッパーベースを奏で・・ベースの歯弾きも披露しちゃってました(北大ではありません。)。
24才になってやっと社会人になってからは東京で薬屋の営業をしながら、海宝弘之率いるブルーグラスバンド「レッグマンション!!」のギタリストとして活動しました。
レッグマンションはブルーグラス、ニューグラス、ドーグ、クレージーキャッツ、ネタモノイロイロ・・などなど・・ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、飲み会の延長のような・・やってる方も見ている方も楽しめるバンドでしたね。

そしてその間に並行して僕はマンドリンの匠・・竹内氏とユニット「Elephant’sNose 」を結成してました。

そこではオリジナルアコースティックフュージョンをレパートリーに活動してました・・でも惜しいことにわずか3回ライブ(フェス2回とブルーグラスイン1回)をやったところで、僕がやむなくのっぴきならない事情で北海道に戻ることになり残念ながら活動休止(レッグマンションはその半年前ぐらいに休止)になりました。

 

北海道に戻ってから北大ブル研OBの皿木さん千葉さん・・それと苫小牧の松島さんらとボチボチとブルーグラスバンド(ペーパームーン)をやっています。

モチロン今もこのバンドは続いてますが、50前後にさしかかった所で「一念発起!」してソロギターの活動を開始しました!!(Piezowの始まり!!)

 

(Piezowって何からできてるの?)

うちの両親は音楽的にはただのリスナーで親父は風呂場シンガーですね。

だけど3つ年上の兄がいて・・兄が友達の影響でギターを弾き始めてから僕も兄のマネをして兄の1年遅れぐらいで始めました。(12才の時です)

最初は「五つの赤い風船」「高田渡」「吉田拓郎」などのフォークから入りました。

 

・・でここからが本題です。 兄が大阪の箕面高校に入って(僕は中学生)民研(アメリカ民謡研究部)に所属し僕もたまに遊びにお邪魔させてもらってましたが2年の時(僕は中2・・くどいようですが・・)兄の後輩に「天才足立さん」が登場するのです。

当時中学生の僕はナターシャのズバリク(KBSラジオ番組)などでブルーグラスを聴き始めていてドックやクラレンスも少しはコピーしていたのですが・・彼に遊んでもらって一緒にジャムをしたことで当時の僕はかなり強烈な刺激を受けました。

それからよりブルーグラスにのめり込むようになりましたね!

 

 つぎに僕が高校に進んでから(大阪府刀根山高校)もうひとりの出会いがあります・・。高2の時、東京からの転校生で今現在アニソン界のドンといわれる「つのごうじ」と出会います。

とにかくピアノやギターも上手いがベースが滅茶苦茶スゴイ!!
彼との出会いで感化され・・僕もチョッパーベースを始め・・当然他の音楽にも興味を持つようになりました。

  彼は卒業してから「マッチ(近藤)バンド」~「爆風スランプの前身バンド」のベーシストを経て作曲家になってます。(ちなみに彼の父親は「僕らの母校の校歌」や「ロート製薬」のテーマなどを作ったりした有名作曲家で・・それと彼(つの自身)の娘さんはギタリスト兼作曲家として女性ロックバンド「赤い公園」で最近メジャーデビューしSMAPにも曲を提供し稼いでます!!)とにかく彼が手がけたアニソンは数知れず・・(キン肉マン、セーラームーン・・等など)またミュージシャンとしても世界的レベルな活動をしているようです。

 

 ということもあって・・僕にとって大阪時代の出会いが僕の音楽性に影響が出ています。

もちろん一番好きな音楽はブルーグラスでギタリストではクラレンスホワイト、デビッドブロムバーグの影響を一番受けていると自覚していますし、それが僕の基本骨格であるとさえ思っています。

 ただ・・やっぱり他の音楽も好きなんです・・スタンリークラーク、ルイスジョンソン、ラリーグラハム、ジェフベック、ヴァンヘイレン、まだまだいっぱいでてきますね。

 先日スタンリークラークとチックコリアのライブを見た時は泣きそうになりましたよ・・。

 

(Piezowの音楽性とコダワリ)

そういえば・・このPiezowっていう呼び方ですが、もう気づいてる方も多いとは思いますがAギターなどに取り付けるPiezoピックアップにwを付けてPiezowです。

呼び始めはケッコウ古くて東京時代に、当時のヒアーズのジョンくん(藤村・・現在さいたバンド)と中沼くん(現在もヒアーズ)と僕の3人でブルーグラスインにてソロ合戦企画をやったことがありまして、その時にステージ名「タカミネピエゾウ」として出たのが始まりです。

その後タカミネのギターを持ってないのに名乗るのもどうか?と思い「Piezow」になりました。

 

もともと僕が影響を受けたものからわかるように「エレキだ」「アコだ」というコダワリは全くありません。レッグマンションではず~っとオベーションを弾いてましたしね。

当時はあまり僕の様な人はあまりいませんでしたが、僕の中ではエレアコをブルーグラスに入れることにほとんど抵抗感はありませんでした。

 そもそもピックアップを使い始めたキッカケは、フェスなどでジャムったときなどにギターソロを入れようとしても音が小さく、誰も弾いてないと勘違いされマンドリンあたりにソロを奪われたりするし、ライブでもバンジョー以上の音量を出したかったからですね。

 まあでもそれは最初の頃の考えであって今となってはどういう状況でもコントロールしやすいから、繋いでいる・・というのが今も使う理由ですね。

 ただ何も音を加工してない状態でのビニールみたいな音は昔から悩みの種でした。いろいろ考え機材が増えるばかりで、永遠に結論が出ないんじゃないかなとも思いましたし、正直まだ結論が出てない気がします。 ・・・で今では割り切って、違う楽器と思って付き合ってますよ。

 ちなみに今はD-28にMartinThinelinePickup(Fishman)をつけプリアンプにFishmanAuraを付けてやってます。

 やっぱり自分で生音にいかに近づけるかを考えるよりマイクシュミレーションで作ってくれるほうが手っ取り早くてラク・・電気関係の事をあれこれ考えるよりも練習や他のことに時間を費やしたいですもんね。

 とにかくこのシステムとループマシーンは今の僕のいい相棒です。

 

それと僕のスタイルはフラットピックで弾いているなかでバンジョー的なフィンガーピッキングもやる・・いわゆるハイパーピッキングとかいうスタイルです。(呼び名は最近ギターマガジンで知りました。)

東京時代にヒアーズフォーゼアーズのメンバーとも付き合うようになり・・・

竹内信次というスーパーマンドリニストと知り合い彼と一緒にステージやジャムなどをやり・・そのことを通じて彼の実力を思い知らされ、彼には特に速弾きでは太刀打ちできないことを感じました。

そこでギターをMIDI化してシンセ音源を合わせたりムリヤリ歪ませたりしてヴァンヘイレンばりのライトハンドをやったりとかで対抗しようとしてましたが・・でもやっぱりそんな小道具などを使うのにも限界を感じてしまいました。

そしてひらめいたのがソロのなかでバンジョー的なフレーズも弾いてやろう!!と思い・・フィンガーも合わせる弾き方をマスターしました。

もちろんアルバートリーやクラレンスもフィンガーを使っているのは知っていましたけど、必要性を感じて始めたらクラレンスも同じ理由??(バンジョー的フレーズがほしくてという意味)だったんですね。

まあただ最近になって感じるのが小手先の技を競っても・・かえって落ち着かない演奏になるしあんまり意味のないことなのかなあ・・・。

でも今でもスゴイプレーヤーをみるとマネ出来ないかなあとか思ってしまいますね。そして出来ればマスターしたいと思っちゃいますよね。

要するに僕はこの先もこんなことの繰り返しでしょうね・・下手になりたくないし・・またもっともっと上手くなりたい・・いろんなワザを習得したい。

 

(Piezow今後の展望)

ソロギタープレーヤーとしての活動は今後も続けていくでしょう。とにかく自分だけのペースですべてを決めれる、練習時間も自分の都合だけ・・ライブもその時の調子で変更も出来ますしね・・・。

 それにとにかくやりたい事がすぐ出来、新しいことに挑戦しやすいのが(もちろん努力は必要ですが・・)いいですね。

ただすべて最終的に出てくる音まで自分の責任になります・・間違えたら曲自体台無しになりますからね。

だから実際・・練習時間は以前のバンドしかやってない時より長くなっています。

ケッコウ自分で言うのもなんですが・・・「練習してます!!」

それと上手くいった時の達成感はすごく気持ちよく、バンドとはまた違った充実感を感ずることができます。

 

 まあ・・・そうは言ってもバンドでの楽器と楽器のインタープレーというか、そこから繰り広げられる世界が大好きなのも事実です。

 どういう形になるかはわかりませんが、バンド活動はもう少し活発にやりたいですね。

とにかく楽器同志の対話ができるバンド・・出来ないかなあ・・・。

 

(Piezow・・終わりにひとこと!)

じつは最近・・自分がブルーグラスミュージシャンとは言えないのじゃないかなって思い始めてました。

 ソロギター活動が中心になっていて・・そのソロギターのライブでブルーグラス的な曲といえばフィドルチューンのアレンジモノを少しやるだけで・・後は洋楽アレンジ(70年代ロックなど)、オリジナルモノ、それとジャズのアレンジモノなど他の音楽の割合が多くなっていて・・・・それに僕はブル研の出身でもないし・・・。

そんな中・・サブさんからこのお話をいただきました。

 「今の自分はブルーグラスミュージシャンとは言えない気がしますが・・それでもいいんですか?」と僕がいうと・・

「あのなあ・・そういうことがブルーグラスだよ! そんなことを言うと人からじゃあブルーグラスってなんなの?って言われるかもしれないけど、そんなこと僕もしらん!  ただ言えることはブルーグラスという特殊な音楽を耳に留めた人間が世界中で好き勝手なことをする・・それが“ブルーグラッス!!!”や!!」

 

 目からウロコが落ちました!!!  

 

僕はこれから何をやっていても自分が「ブルーグラッサー!!」だと言い切りますよ!!

ミンナと同じ僕も「ブルーグラッサー!!」です
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