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ギターのこと・・・(2)


東京での5年間でブルーグラスバンド「レッグマンション」は約3年程だったと思います。なんとなく・・僕以外のメンバーがいそがしくなり・・ライブなどの活動をしなくなり・・そのまま立ち消えみたいな感じでしたね。 そんな時・・ヒアーズフォーゼアーズというブルーグラス編成のロックバンドのようなすごいバンドの竹内氏と組む話が持ち上がりました。超絶な速弾きを得意とするマンドリン弾きの彼と僕とのユニットでスタートしていわゆるアコースティックフュージョンのようなオリジナルをやり・・後に素晴らしいベーシスト黒川さんが参加・・「Elephant's Nose」というバンドになりました。

このElephant's Noseではマンドリンもピックアップからのマルチエフェクターをとおしての音で僕の方ももちろんオベーションにマルチエフェクターとそれとMIDIによりシンセ音源もならすというスタイルでした。 かなり当時としてはプログレシッブな感じだったと思います(ブルーグラスシーンとしては・・・)。 ただ・・このバンドもまったくの僕の都合でライブ3回ほどで休止することになってました。 僕がある事情で北海道に戻ることになったからでした。 ただ月日はながれ25年ぶりに箱根フェス限定で再結成!! それから ほぼ毎年僕が箱根に参加できるときに限定再結成として復活してます。(下の写真は去年の箱根フェスでのElephant's Nose)

ただ東京でのこの期間に色々楽器を手に入れています。 東京での最初の3年間は本職は薬のメーカーでしたが・・その後ブルーグラスインでバイトしてそのあと楽器店の店員になりました。マーチンの総代理店でもあるクロサワ楽器です。 レッグマンションの時海宝さんの自宅で主に練習していたのですが・・当時海宝さんはすごくいい音のするギャラガーのギターを持っていました。弾きやすいし・・すごくブルーグラスにあってるなあ・・と思いましたね。そのせいもありますがちゃんとした生のギターも欲しくなりカワセ楽器に出入りして・・「なんとなくブルーグラスの定番のD-28じゃなくてなにかないかなあ・・?」といってあれこれ弾かせてもらって・・・そのなかでも特に注目したのが次の写真のMartin 00-21でした。 その時はボディは小さいけど音量があって使えそうだな~という印象でしたね。

すぐにピックアップをつけたりもしましたが・・ブルーグラスという点ではあまり正解とはいえませんでした。 実際にライブで使ってみるとピックで強くガチャガチャ弾くと綺麗な音ではなくなる・・やっぱりどちらかというとフィンガー向けのギターでした。・・まあ・・だから今はこのギターはフィンガー向けとして使い続けています。 それからまた色々試してみたけど・・やはり定番ではあるけどMartin D-28を手に入れることになりました。最初は70年代のものを買い・・それを使用してましたが、その後今現在も愛用している1967年製のD-28と出会います。いわゆるハカランダのマーチンです。 当時ツムライリュージョンなんかとも親交のあるカントリー歌手で楽器ディーラーのマック安田さんを通じて約20本ほど60年代のD-28を当時の僕の職場のクロサワ楽器で輸入しました。 僕が購入したものはそれと同じタイミングで前の持ち主であるお客さんのクロサワに持ち込んだ委託品でしたが・・・・まあ贅沢なことですが・・その20本のD-28と弾き比べて選ぶことが出来たんですよ。 もうたぶん手放したら一生出会うことはないでしょう・・・死ぬまでともにする一生の相棒です!!

クロサワの時これにもピックアップを取り付けました。僕が使うという事はピックアップは必需品ですからね。まよわずお店の万力にギターをはさめてドリルで穴をあけて取り付けましたよ。 今のPiezowとしてのソロ活動もこれがメインですね。 ほんといいヤツですよ。 あと東京時代に手に入れたものとしてはマンドリンがあります。カワセから買ったGibson A-50・・ なんと1940年代らしいです。ブリッジはフィッシュマンのブリッジごとピックアップになってるものに交換しています。

それと・・海宝さんから2万円で買ったブルーベルのバンジョー!! あの国本武春さんと海宝さんがやってた「寿ブラザース」で使っていたものだそうですよ!!

そしてその頃エレキも手に入れてましたがまずはグレッチ6120(ダブルカッタウエイの方)シングルカッタウッタウェイの方がブライアンセッツァー等で有名ですがチェットアトキンスのジャケットにも写ってるこちらを手に入れました。なんどかレッグマンションのライブでも使いましたが後に1958年テレキャスターの下取りで手放しました。(写真は実物のものが残ってないのでネットより)

そしてつぎはテレキャスターシンライン(1969年)これも何度かレッグマンションのライブで使いました・・。(写真はネットより)でもグレッチと同じく1958年テレキャスの下取りで手放します。 シングルコイルのピックアップはレアだったんですけどね・・・・。(シンラインはホローボディで材質等の理由で若干パワー不足になるのでハンバッキングピックアップが一般的なのです・・。)

その頃こんなアンプも使ってます。つい最近まで所有してましたが、手放しました。 フェンダーデラックスアンプ・・おそらく60年前後??

そしてその1958年テレキャスター・・これは生活等の事情でやむなく手放しています。 (写真もネットより)

まあこのころ手に入れた楽器はいろいろ手放したりして悲しくなりますが・・今となってはいい思い出でもありますので全部のせますね・・・。 オベーションももう一つ

元ベーシストの側面もあるのでベースもいくつか・・・ B,C,リッチのイーグルベース・・・でもこれも1964年のジャズベースの下取りになりました。(写真はまたまたネットより・・)

そしてその1964年のFender Jazz Bass・・・テレキャスと同じく生活等の事情で手放しました。 (写真はまたネットより・・そう・・こんな色でしたね・・。)

あと・・ギターじゃないけど周辺機器という事で・・・ヤマハREX-50 いわゆるマルチエフェクターのはしりですね・・・あの頃竹内氏も使ってましたね・・。

そしてライブ等にけっこう使いましたが半年ほどで下取りしてこれにかわります・・・ Roland GP-16・・・つい最近まで所有してましたが昨年売却しました。

あと録音機材なんかも・・ついでに・・ 大学生の頃・・初めて手にしたMTRがTASCAM Porta one でカセットテープの4トラックMTR これはずっと手元にありましたが他の機材に主役交代して気が付いたら壊れて使えなくなってました。

でも後になってもその手軽さが好きでしたね・・・ で次に同じTASCAMのPorta studio 488 カセットテープの8トラック・・・ これはまだ手元にありますが使用頻度はほとんどなくなりました・・。 でも都内在住の時の音源はほとんどこれで作りました。

そしてMTRもデジタルにかわりますが・・それは北海道に戻ってからなので・・次の章で紹介することにします。 あと前後しますがオベーションもうひとつ・・サンダーボルトという機種です。ちょっと特徴的なルクスです・・これは使用頻度は少なかったのですが・・いまだに手放さずにもっています。 当時クロサワにあのアルディメオラが来てちょうど店にこのギターを置いていたので迷わずサインしてもらいました!!オベーションといえばやっぱりディメオラですからねえ~~!!!

そしてそのサインがこれ・・・・

そして・・その後諸事情のため・・北海道に戻ります。 ギターのこと...(その3)につづく


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