今さらながらですが・・影響を受けた好きなギタリストたち
昭和３６年生まれで来月には５６歳にもなる僕ですが・・・
北海道札幌生まれで、親の転勤で小６の途中から高校卒業するまで大阪豊中市ですごし・・
大学時代は再び札幌・・そして社会人で東京亀戸に３年 亀有に２年ほど・・ そして北海道に戻るという人生でしたが・・・ ３０歳くらいからはず～っと北海道に落ち着いてます。
まあ・・この流れは前述の「ギターのこと」シリーズでも書いてましたがね・・・。
まず人生で一番最初に好きになったギタリスト・・・と考えると
ヤッパリこの人でしょうか？？ でも考えたら幼少の時「じゃじゃ馬億万長者」も見ていてその中でフラット＆スクラッグスも見ていたはずなのに・・なんとなくレスターやアールの記憶はあったけど、当時・・僕の中ではスナフキンに負けてましたね。
いまでもスナフキンのテーマは好きな曲の一つですね。
（チャーリーウォーラー）
僕自身ギターをはじめた5~６年生くらいの頃・・誰が好きだったかって考えると、兄貴の影響でフォークのものを聴いて吉田拓郎、五つの赤い風船、高田渡、加川良とか好きだったけど・・・ ギタリストって考えるとその当時はいなかったかもしれません。 その後これまた兄貴の影響で「高石ともやとナターシャセブン」そしてズバリク・・を聴くようになり、そのスタイルでもあるブルーグラスという音楽に惹かれました。 たまたま兄の高校の先輩がカントリージェントルメン・・チャーリーウォーラーのアンダーザダブルイーグルを弾いていて・・カッコいいと思い・・そのもとの演奏であるチャーリーウォーラーが好きになりましたね。
ナターシャセブンは日本列島ズバリリクエストという深夜ラジオのパーソナリティもやっていて京都近畿放送で関西限定だったと思います。
（高石ともや＆ザ・ナターシャセブン）
（ドックワトソン）
ここでは色んなブルーグラスも紹介されその中でもドックワトソンのブラックマウンテンラグ！！ これにはやっぱり衝撃を受けました。 そしてドックワトソンはフラットピッキングだけでなくフィンガーピッキングもめちゃくちゃすごい！！ 当然すぐファンになりましたね・・・
そしてあとあと・・カントリー＆ウエスタン誌（もとは米Pick'n誌に掲載されてました。）にフラットピッカー３人の対談みたいな企画でドックとダンクレアリーとノーマンブレイクがしゃべっている記事が載っていたけど・・・その中でドックが語った幼少の頃の思い出がとても印象深かったですね。 彼は生まれながらに盲目・・いわゆる盲目の天才ギタリストなんでしょうが・・ 「私は子供の頃・・そのことについて詳しくはふれたくないけど・・・目が見えないことで子供たちとのあいだで問題があって・・それでひどく落ち込んでふさぎ込んでた時期があったんだ。（きっといわゆるイジメだったかもしれませんね・・） そんなある日父親が私を連れ出して木を切り倒すふたりで両端を持って引く大きなノコギリの片方をもたせ・・さあそっちは任せたから木をきりたおすぞ！！・・・でもその時の私はなにが起きてるのかさっぱりわからなくて言われるがまま夢中で引いたんだ・・とってもきつかったけど、ついに木を切り倒した。その時に父は言ったよ・・・ほら出来たじゃないか！！ちゃんと力になったじゃないか！！お前にはちゃんと誇れる力があるんだよ！！・・・とね。それからあまり後ろ向きに考えなくなったよ・・。」
きっとこういうことが彼の原点だったのかなあ・・・。
（ランディスクラッグス）
そして僕が中学の頃、兄がバンジョーを弾き始めアールスクラッグスを聴き始め僕も一緒になって聴いていました・・・フラット＆スクラッグスはもちろん大好きですが・・・その後のスクラッグスレビューでのアールの息子さんのランディスクラッグスのギター・・綺麗な音でブルーグラスのフレーズにロックのテイストを持ち込んだような弾き方に憧れました。 内緒で兄の部屋に入ってスクラッグスのレコードを聴いて勝手に兄のピアレスのバンジョーも弾いてギターをもコピーするというのが・・いつのまにか日課になっていましたね。
本題とは関係ありませんが・・このアールの教則本もうちにありましたね。（もちろん最初の古いほうです・・）そしていっしょに写ってる子供がランディスクラッグス・・。
（いちおう・・トニーライス）
それからしばらくして世にいうブルーグラス界のトニーライスショック！！ 「すんげえ！！」と僕も思いましたが・・その頃はなんとなく興味はもてず・・
まあ・・でもあとあと彼のすごさがわかって聴くようにはなりましたが・・・ その時は正直好きになれませんでした。
（クラレンスホワイト）
そんな時兄がこんなレコードを買ってきて・・衝撃が！！！！！ 「すげえ！！ これだ～～～！！！」と感激しましたよ。
それからこのギタリストのクラレンスホワイトに影響される日々が続くのです。
惜しくも２９歳の若さで亡くなりますが・・・・
本当に生きていればどんな音楽・演奏をやっていたんだろう？？ 僕が今ハイパーピッキング主体にして弾いているのもクラレンスの影響です。 生でライブを見たかったなあ・・ジャムなんかできたら最高だろうなあ・・・。
そういえば高校生の時にいちど夢に現れたことがありました。なんだかかぶりつきで演奏をみていて・・
それから僕がクラレンスに質問！！「そこさあ～どうやって弾いてるの？？」 そしてクラレンス「それはなあ・・・・」と普通に日本語で・・ そして僕が「なるほど！！そうかあ～！！」と思ったとたん目が覚め何をきいたかも忘れ・・ ただ演奏してくれたのはミスタータンブリンマンだった気がするなあ・・と思いながら・・・。
（デビッドブロムバーグ）
それから高2の夏くらいに兄貴がプレゼントしてくれたレコード・・・ そうそれから好きになったのがこのギタリスト！！
デビッドブロムバーグですね。
彼のライブは２回見れました！！ １回目は高校生の時・・フィドラーのバイロンバーラインと一緒に来た時。 多彩にブルーグラスはもとより・・ブルース、ラグタイムなども飛び出しおもしろかったですね！！ ２回目はごく最近・・フィドルとマンドリンとのトリオでしたが昔のようにブルーグラスはちゃんと弾けてませんでした。ブルースとかはあいかわらず素晴らしいものでしたけどね。
彼は一時期演奏活動から遠ざかっていて楽器職人（フィドル製作）をメインの活動にしてた時期があったそうです。 やはりブルーグラスなんかは弾いていないと維持するのがなかなか厳しいんだなあ・・と思いましたね。
ともかく彼の音楽をきくことで幅広く視野が広がることになりました。もちろんクラレンスホワイトのロックにもかなり影響されましたね。
（スティーブハウ）
ガラっとかわりますが・・中学校高学年くらいから全く違うタイプのギタリストも好きになってました。 プログレシッブロックのバンド・・イエスのスティーブハウ！！ 当時NHKのテレビでロック系統のライブを放送してその中でイエスのライブも放送してくれましたが・・
「すげえ！！！！」と思わず言ってしまいました！！
まあ・・とにかく色んなスタイルを知りつくしているギタリスト クラッシック、スパニッシュやらチェットやレスポールのスタイル！！ 僕は中学のとき・・全校生徒の前でスティーブハウのアコースティックソロのクラップのコピーまがいをやってすんごくうけた思い出もあり・・高校の時は友人が彼の熱狂的なファンだったりもしたので・・僕も彼に対する思い入れはいまだにありますね。
参考までにギタリストじゃないけど、ベーシストの影響も受けました。 （スタンリークラーク）
これも最初は兄が買ってきたリタントゥフォーエバーのレコード・・・ すごいウッドベースのソロにくぎ付けになり・・その後彼のレコードでチョッパーやベースの速弾きに圧倒され・・僕もベースをはじめました。（エレキベースだけですが・・・）
（ジャコパストリアス）
とにかく正確な一糸乱れのない完璧なフレーズ・・恐ろしいほどの速弾き でも全くみだれない。 それでいて表情豊かなプレイ・・彼のフレーズをきいてなんとなく涙が出そうになったことがあります。 若くして亡くなりましたが２回もステージを生で見れたことは一生の宝です。 一番前の席で極秘ゲストの渡辺香津美とのインタープレイをみましたが・・その迫力はすさまじかったですね・・・僕の一生忘れられないライブシーンです。
（ラリーグラハム）
チョッパーベースの元祖で最高のエンターティナー！！ パウ！！は僕の中でもチョッパーの基本ですね！
（ルイスジョンソン）
でも・・ルイスジョンソンのチョッパーもはずせません！！ かっこいい！！ ジョージデュークのライブで生でみた彼のチョッパーソロ！！ ものすごく高い位置から振り下ろす右手・・たたきつける迫力のあるチョッパー！！ もりあがり最後には弦をひきちぎる！！ 大声援！！ かっこよかった～～～～！！！！
というわけで・・・なぜベーシストのことを書くかというと ギター・・とくにアコースティックギターは、僕の場合だけかもしれないけどベースのフレーズはかなり重要です。 ギター以外の楽器の練習で特にベースとバンジョーの練習はギターの為にもなると個人的には思ってます。 テクニックが似ているし、それぞれのフレーズやテクニックが利用しあえるからです。 もっともこれは僕個人の見解です。でも・・まあ・・ベースを弾くのが好きという事も大きいですね。
まあ・・またまたなんとなくグダグダ語ってしまいました・・。 みんなそれぞれにバックグラウンドや影響の受けたミュージシャンはちがうと思いますが、僕みたいな人だれかいるかなあ・・・？？？？ by Piezow
